【映画ログ】『君の名は。』があまりにも評判良いので観てきた!(ネタバレ無し)
8月26日に公開されて、「10日間で38億円」という爆発的なヒットを記録している新海誠監督の『君の名は』。
数字を見てすごいんだろうな〜とは思ってたけど、個人的に映画とかドラマはノンフィクションの方が好きなので、アニメって時点であんまり劇場に行ってまで観ようとは思ってなかった。
だけど普段Facebookでフォローして発信を勉強させてもらってる人達なんかも、「舐めてた。。。」とか「あれはほんとに観ておくべき!」とか言ってるもんだから、じゃあ観たろうかい!と早速昨日のレイトショーで観てきた。
上映終わっての感想というと・・・
面白い!!!
たしかに面白い!!
なんか口コミしたくなる気持ちがわかる。
感想を一言で言うと「感動した!」ってよりは「スゴイな!」って感じ。
ほんとによくできた映画だなぁと思ったけど、具体的にどのへんがっていうのをちょっと簡単にまとめてみる。
調べてみるとレビュー書いてる人はけっこういるね。大体が若干のネタバレが入っているみたいなので、僕はネタバレ無しで「フワッとした」感じで書いてみようかと思う。笑
①画が非常に細かい
まず思ったのは画が非常に細かくてリアル!
街中の風景から学校や自然、人物の持ち物まで、1つ1つが非常に細かく描かれていて、画から得られる情報量としてはアニメでありながら実写にも負けてないぐらいだと思った。
そのおかげで全体的に観てる人がとても共感しやすかったんじゃないかな。
②ストーリーの「ヤマ」の多さ
全体的にストーリーの組み立てなんかは好きだったけど、特に「ヤマ」が多いというか、新しい情報がどんどん入ってくる。だからちょっと落ち着いたりトーンダウンするところが全然無かったように感じたし、そのおかげで上映時間があっという間に過ぎていったような感覚を持てた。
③音楽がgood!
巷であるように、主題歌や挿入歌はRADWIMPSだったけどこれが作品とメチャクチャマッチしてた。高校生メインのストーリーにピッタリなRADさんの音楽だったと思いますよ。
④現実と非現実のバランス
作中のキーワードとして「彗星落下」とか「入れ替わる」とかあるけど、このへんはいかにもフィクションっぽい非現実的な(アニメ的な)要素。それがリアルな画で描かれたごくごく普通の都会&田舎の高校生活の中に入ってきて、このへんは非常にどこにでもあるノンフィクション要素。
その対立した2つがバランス良く交わってるおかげで、観てる人が「ほど良く現実離れできる」内容になっており、とても共感を得やすいストーリーになってるな〜って感じた。
ざっとこんな感じ。
ネタバレ無いように書くって案外難しい。。。笑
あと思ったのが、この映画ってストーリーとしてはちょっとゴチャっとしたところがあるんだよな。
僕は映画でも小説でも、ノンフィクションとか推理モノとか複雑で「考えながら観る」ような作品が好きで、この『君の名は。』でも「これってなんか伏線っぽいな。。。」とか先を考えながら観るのが楽しかったんだけど、逆にディズニーとか(ジブリもそうなのかな?)ストレートに感動できるようなストーリーが好きな人にはあんまり響かないのかな?って。
個人的にはほんとにストーリーの構成にスゴイな〜って思ったし、まだ観てない人には是非オススメできる作品だと思いますよ〜(・∀・)
では。